ナルドの香油

あなたは私の隠れ場(詩篇32:7)

ガリラヤのイエス

(映像はオアシス新宿店のストアイベント)

 昨日は家庭集会の後、LYREのスペシャルコンサートに行きました。

最新アルバムを全曲賛美して下さったのですが、その中の曲で「ガリラヤのイエス」の誕生秘話を聞くことができました。

作詞作曲したのは宮脇栄子さんです。(映像 左)

 

昨日、この曲を何で作ったのかという話になった時に、思い浮かんだのは、昔見た「ヨハネ福音書」という、いのちのことば社から出ている、御言葉がそのままで、それに対して俳優さん達がイエスさまの生涯を演じている、そのようなビデオなんですけど、その一番最後のシーンのイエスさまの顔がパッと思い浮かんで泣いちゃったんです。

そういえばこの曲を作った時、そのイエスさまの顔が思い浮かんだんだよな。そのイエスさまはどういう状況だったかというと、十字架につけられて、葬られて、3日目によみがえられて、そして弟子達の所に現れるんですね。弟子達はイエスさまのことを知らないと言って逃げてしまって、イエスさまを裏切ってしまって。でも自分はイエスさまを伝える人間をとる漁師になりなさいと言われて、イエスさまに「ついて行きます」って言ったのに、それでもイエスさまを裏切ってしまったという、そういう気持ちで、もうこれ以上、自分は神様を伝える働きは出来ないと落胆して漁に出て、漁師の生活に戻ってしまっていたと思うんですけど、そのところにイエスさまが現れて下さって3度「イエスさまを知らない」と言ったペテロに、3度「あなたは私を愛しますか?」と聞くんですね。皆さん知っているシーンだと思いますけど、ペテロは裏切ってしまったことが本当に辛くて、それでも私は裏切ってしまったけど、でもやっぱり「イエスさまの事を愛します」って3回言うんですね。そのたびにイエスさまは「私の羊を飼いなさい」って、ペテロにもう一度、神様を伝える働き人になりなさいってイエスさまが語って下さったそのシーンで、思い出すと泣いちゃうんですが、その映像ではイエスさまがペテロに向かって手を差し伸べてニコっと笑って「わたしについて来なさい」と言ったところで終わるんです。そのイエスさまの姿が浮かんで、昨日の夜も泣いてしまったんですけど。本当にね、私たちはイエスさまの事を「愛してます、愛してます、ついて行きます」と言いながらも、ペテロみたいに裏切ってしまうことが沢山あって、こんな私はイエスさまのために何もできないなと思ってしまう私たちだけど、それでも、イエスさまはその私を知っていて、「それでも私を愛しますか?」「それだったら私も愛しているから、私について来なさい」と何度もチャンスを与えて下さる方だなとすごく思って。ガリラヤ湖のそばで、イエスさまが手を差し伸べて「一緒にじゃぁ行きましょう」って言って下さっている、そのような賛美です。皆さんにもイエスさまが一人一人語りかけて下さっています。

という内容でした。

 

今朝、読んだ以下の記事は、それをさらに深く教えて下さる内容で心が震えました。「永遠の愛」「誠実を尽くし続ける愛」、背き続ける民を「わたしは彼を憐れまずにはいられないという愛」そして、愛するひとり子を私たち人間のために十字架に架けて下さるほどの、そして従順に十字架に架かって下さるほどの「強烈な痛みに刺し通された愛」を持って愛して下さる主を主とさせて下さった事に感謝です。