「新生」「聖化」「栄化」の3つの山
「新生」と「聖化」と「栄化」について、中野雄一郎先生のピリピ書の授業で学んだ事がとても大切だったと思い出しました。
私は某神学校で学びましたがレポート課題が93ありました。通信生でしたので山のようなDVDを前に気が遠くなりました。聖書を学べるという喜びがあったから最後まで辿り着けたと思います。
中野雄一郎先生の授業はとても楽しく、いつもゲストを招かれて証しをして下さったり、レポートも長いのは自分が読む気がしないから、レポート用紙に葉書大の囲みを作って、その枠内に書いて下さいと言われました。
課題もびっくりするくらい簡単でした。
例えば
●「伝道者の書」虚無感をどこで体験し、イエス様によって、どのように勝利したかを書いてください。出来るだけ大きな字で、葉書大にまとめてください。
●「雅歌」ハドソンテーラーについての伝記を読み、感想を葉書大の大きさの用紙にまとめてください。どの伝記の本を読んだかタイトルも書いてください。
新たにされた生涯(キリストの内住の啓示 救いの確信) - ナルドの香油
●「ピリピ書」1章ごとの題目を考えて提出してください。
確か、「マルコの福音書」は「すぐに」という言葉が多いのですが、「すぐに」という言葉が書かれている節を全部書き出してください。という内容だったと思います。
沢山あるレポートの課題の中で、中野先生のレポート課題が癒しになっていました。
他の神学校を卒業された方はきっと「何だそのレポート課題は」・・・と思われるかもしれません・・・。
本題に戻りまして、「ピリピ書」レポート課題は上記「1章ごとの題目を考えて提出してください」でしたので、私は以下のように書きました。
1章 生きることはキリスト、死ぬこともまた益
2章 キリストの謙碑
3章 主イエスキリストを知っている事の素晴らしさのゆえに、いっさいのことは損
私たちの国籍は天にあり
4章 いつも主にあって喜べ。もう一度言います。喜べ。
私を強くしてくださる方によって、どんなことでもできる。
「題目」にしては長いですが、このように書きました。これだけ書けば良かったのですが、今回は葉書大という条件を外させてもらい、余白に「レジメ以外の授業で教えられた事」として以下の文章と絵を添えました。
①私たちは生涯自分の弱さを認めなければいけない。(取税人とパリサイ人・・・ルカ18:9-14 のパリサイ人のようにならないように)
②一致の原則(ピリピ2:1)励まし合う、慰め合う、交わる、愛を持つ
③徹底的恩寵によって私たちは赦され続けている自信がある。自信があるから自分の弱さを隠す必要がない。信仰義認の確信を持つ。
そして、中野先生がホワイトボードを使って「新生」「聖化」「栄化」について3つの山を書いて教えて下さったのを書き添えました。(下に写真を載せました。)
「新生」「聖化」「栄化」という3つの山がある。山は前から見ると一つに見える。しかし登ると3つ山があることが分かる。今、私たちは「聖化」の中に生きている。「新生」は経験しました。今、聖霊によって「聖化」のところを歩んでいます。最後の最後まで気を付けなさいよ。ある人は堕落したじゃないか。
山を一つに見ると混乱します。救いの確信が無かったり、救われるために努力しようとしたり、逆に諦めてしまったりします。
それから、中野先生は門の絵を描かれ、門の表側には「信ずる者は救われる」と書かれていて、門の裏側には「私がお前を選んだ」と書いてある。と教えて下さいました。
以下の写真は字も絵も下手過ぎてお恥ずかしいですが・・・。