御霊の実の反対
-
「反対から見ると」
神のいのちを意識することの大切さを学んできました。
また、反対側からこれを見ることもできます。
神のいのちではないものは何かということです。
神のいのちの表れとして、9つの御霊の実について見てきましたね。
覚えておられますか。
愛、喜び、平和、寛容、慈愛、善意、忠実、柔和、自制でした。
それに対比するかのように、聖書にはその少し前に、「肉の働き」が記されています。
=========
ガラテヤ5:19‐21
肉の働きは明白である。
すなわち、不品行(姦淫)、汚れ(わいせつ)、好色、偶像礼拝、まじない(魔術)、敵意、争い、そねみ、怒り、党派心、分裂、分派、ねたみ、泥酔、宴楽(遊興、酒宴)、および、そのたぐいである。
わたしは以前も言ったように、今も前もって言っておく。
このようなことを行う者は、神の国をつぐことがない。(口語訳)
=========
沢山出てきました。
日頃の生活の中で、自分の中に、この全部ではなくても、この中のいくつかの肉の思いが起こってくることがありますか。
わたしはあります。
いつもではないのですが、何かの時に起こってくる思いがあります。
ここに挙げられている一つや二つであっても、それは肉の思いですから、神のいのちとは全く違うものです。
このような思いを心にもった時、ああ、今、わたしの中にある、この思いは肉の思いであって、神のいのちではない、と意識できますか。
そのように意識しないまま、それを普通のこととしてほっておくこともできます。
そのいやな思いを意識できれば、対処の仕方も分かりますね。
十字架です。
「肉の思いは死であるが、御霊の思いはいのちと平安である。」(ローマ8:6)
浜崎英一