ナルドの香油

あなたは私の隠れ場(詩篇32:7)

神を体験する7つの事実

週1で通っているバイブルスタディーフェローシップ(8月末までは休み)で出会う方々に「どこの教会に通っておられるんですか?」と聞かれ「自宅で家の教会をしています」と言うと驚かれ、「礼拝は家族だけですが、ママ友とバイブルスタディーを自宅でしています」と言うともっと驚かれ、「どうしたら友人を招いてバイブルスタディーが出来るのですか?」と最近聞かれることが多いです。 

振り返ると、救われてほどなくして、牧師夫人と一緒に行ったテキスト「神を体験する」の学びは大きかったなと本棚から取り出してパラパラと見ています。 

「神はその僕を用いてみわざを行う」p19

私たちは、神が「これこれ、しかじかの事を行いなさい」と命じ、そしてそれを行うように私たちを送り出して下さっているように思い込んで行動をおこしてしまうことがしばしばあります。そして必要な時に神に助けを求め、神はそれに応え助けて下さると思ってしまいます。

しかし聖書はそのように記しておりません。神はそのみわざを表わそうとされる時、神はあなたを、あなたの場所から神の場所へと移す必要があります。そこで、神はあなたにこれから行うことを示されるのです。(神があなたに語り掛けておられるのが明確に理解できるように後ほど説明いたします。)

神がなされようとしていることが分かったならば、あなたは何をすべきか・・・神と共に働くこと・・・が分かる筈です。神があなたに働きかけておられるのを知った瞬間にあなたは、自分の道と神の道がどれほど違っているかが分かります。あなたの今の生活のままでは神と共に歩むことはできないのです。 

「神を体験する7つの事実」

1.神は常にあなたの周りで「働き」、「みわざ」を行っておられます。

2.神はあなたとの「愛の関係」を継続することを強く求めておられます。それは現実的で個人的な関係なのです。

3.神はあなたをご自身のみわざに参加するように「招いて」おられます。

4.神は聖霊により、聖書、祈り、身の周りの出来事、また教会を通して「語られ」ます。それは神ご自身や、神の目的、神の道を示すためです。

5.神がご自身のみわざに参加するようにあなたを招かれる時、あなたは信頼と行動が要求される「信仰の危機」に常に直面します。

6.神のみわざに参加するために、あなたの生活を大きく「修正」しなければなりません。

7.あなたが、神に「従い」、神があなたを通してご自身のみわざを完成される時、あなたは「体験」によって神を知るようになります。

救われてすぐは、イエスさまの為に伝道したい!と熱く燃え、やみくもに福音を伝えていた時期もありましたが、この本を読んでから自分で何かをするのではなくて、

「神は常にあなたの周りで「働き」、「みわざ」を行っておられます。」を意識して、というより聖霊が示して下さって歩むようになった気がしています。

私は聖霊バプテスマを受けていないので、使徒の働きで見られるような聖霊のはっきりとした促しを聴けていないと思いますが、それでも小さな促しは聴けるようにして下さっているように思います。 

神がみわざを行おうとされる時は、神は常にその行う事を神の民または神の僕に示されます。「まことに主なる神はそのしもべである預言者にその隠された事を示さないでは、何事もなされない。」(アモス3:7)

神はそのみわざを神の民を通して行われます。あなたに対してもこれと同じです。聖書は神の方法をあなたが理解できるように書かれています。ですから神があなたの人生において働き始める時に、あなたはそれが神のわざであることが分かるのです。p21 

 今、自宅で一緒にバイブルスタディーをしている友人は、私がクリスチャンなのを知っていて、自分が通うラケットテニスの会場のそばに「綺麗な教会があるんだよ」と何度も話かけて来ました。会う度に何度も言うのでネットでその教会を検索したのです。そうしたら礼拝後にウクレレ教室を開催しているのが分かり、彼女と私は「ウクレレを習いたいね」と以前話していた事があったので、その教会の礼拝にウクレレ持参で一緒に行ってみたのでした。

その教会でYさんという女性が「家庭集会をしているので是非来てくださいと」私に話しかけて来られたのでした。後にその集会に参加するようになったのですが、先日2人の方が同時に信仰告白に導かれたのはこの集会の方々なのです。

前述の友人とこの教会に行ったのはその時だけなのですが、それから程なくして、一緒にランチに行った帰りに私が運転する車の後部座席で、「実はキリスト教にかねてから興味があるけど一歩踏み出せないでいるんだよね・・・」と言ったのです。

すごくドキドキしましたが「良かったら一緒にバイブルスタディーをしてみない?」と聞いてみると、やってみたいと答えられたのです。さらに昨年、ある教会のクリスマス礼拝にお誘いしたところ「イエスさまを信じたい」とまっすぐに挙手されたのでした。

このような感じで、主はその友人に既に働いて、みわざを行っておられたのです。 

勘違いや神さまを差し置いて自分が前に出て事を行ってしまう事もいっぱいやらかしていると思いますが、「神を体験する7つの事実」を知らなかったら、このように神を体験する事はできなかったかもしれないと思います。